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「下請け」と「パートナー」

弊社の考え方として「下請けにならない」というのは基本的に譲ってはならないことです。
どの中小企業であってもそうならないように努力したほうがいいと思っています。

これは単にプライドを保ちたいとか、下手にまわるのがいやだとかそういうことではありません。
ましてお客様に強制するようなことでは絶対にありません。
「下請け」というのはつまるところ「どこに頼んでもいい」ということです。

中小企業であればほとんどの企業が社会全体に張られたサプライチェーンの中に組み込まれていて、「受注する企業」という意味ではそのすべてが「下請け」でしょう。しかし、お客様からみれば「代わりがきかない企業」というのは実質「下請け」から「パートナー」という扱いに変わるものです。
ですから「下請けにならない」というのは企業が目指す価値のある目標です。

ところが実際には、あるお客様には「パートナー」であったとしても、あるお客様には「下請け」です。請け負っている業務やニーズが違っていたり、お客様のお付き合いが広かったり狭かったりするからです。

請け負っている業務やニーズが違えば、自分たちの点数も違ってくるでしょう。会社のリソースから考えて、現状その分野では「下請け」であることを妥協しなければいけない状況もあります。
大きな会社は多くの会社との付き合いがあります。大きな会社相手ではその会社が知る多くの競争相手がいるので「パートナー」になるのは難しいかもしれません。小さい会社相手ではその逆がいえます。

さて、ここから導き出される会社の目指す方向性ですが、

  • 強みの分野でがんばる
  • 弱みの分野でも仕事があるなら強みにできる方法を考える
  • 小さな会社相手での「パートナー」に甘んじず、多くの競争相手にも勝てるようにがんばる

と、なんというか、書き出すのもばかばかしいようなものになってしまいました。しかし「切磋琢磨する」というのはどんなに会社が大きくなっても忘れてはならない企業のありかただなと、初心を記したいと思います。